日本の伝統スポーツ、相撲を見てみよう!

日本の国技ってなんでしょう?国のスポーツといってするに思いつきますか?

 

それは「相撲」です。

 

日本独自の相撲コスチュームである、伝統の「まわし」をつけて「ちょんまげ」を結った大男たちが、縄のなかの小さなエリア「土俵」で押し合い、へし合いをし、最終的に相手を投げたり、落としたり、押し出したりして勝負を決める。

 

ときにはお客さんの上に落っこちてくるような臨場感が魅力ですね。

 

日本人も、一時はこの「相撲」に興味をなくしていた時期がありました。しかし、最近、日本人横綱、大関が増えてきただけあり、また人気が復活してきました。

 

一時は横綱全てがモンゴル勢に占められていたときがありました。

 

横綱は相撲力士のなかでトップのヒエラルキー、最も強い人たちです。

 

大関はその下で、刻々と横綱の椅子を狙っています。

 

 

1年のうちに、6回相撲の場所があり、そのなかで勝ち数、負け数を競います。主に東京、そして大阪、名古屋、福岡で開催されます。そのほかの地方巡業も開催することも。

 

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1回の場所の取り組みで、勝ち越し、負け越しがあります。勝敗数でどちらが上回るかが重要です。

 

大関は2場所負け越すと、関脇という、もう一つ下のポジションに下がります。また復活のチャンスもありますが、横綱は大関に戻ることはなく、何度か負け越したら自分の引き際を見極め、引退ということになります。

 

ただ、相撲は負傷の多いスポーツです。あんな小さい土俵の上で、大男が力任せに戦うのですから当然です。その上、土俵からの落下もあります。

 

実際、15日間の一場所、全取り組みをしても負け越す場合もあります。

 

また怪我で欠場も多いです。

 

 

横綱には、横綱としての十分の格と品位が求められます。

 

外国人力士にとっては、言葉の問題、文化の問題、そして強いだけではなく、横綱としての振る舞いが必要です。日本の相撲を代表する存在であるためです。

 

いままでもアメリカのハワイ、アジアのモンゴル、また東ヨーロッパのジョージア、ブルガリアから来た力士が人気力士となり、また名実ともに大関、横綱になった例も数多くあります。

 

もともと相撲は神に捧げる儀式的な意味もあったので、スポーツであり、日本の伝統文化でもあるのです。

 

勝ち負けを争うだけではなく、日本独自の文化に触れるには貴重な体験かと思います。

 

現在開催されている9月場所は、残念ながら3横綱が休場しているので盛り上がりに欠けると言われています。それでも観てみる価値はあるはずです。

 

9月場所は両国、国技館での開催ですので、時間があれば鑑賞してみましょう。

 

チケットは当日でも手に入る場合があります。

 

なるべく土俵に近いほうが臨場感がありますが、もちろん椅子席でも十分、その場所の雰囲気や、相撲力士たちの体の大きさ、技の華麗さ、面白さを満喫できることと思います。

 

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